我が家には10号と6号の植木鉢があり、それぞれモンステラくんが育っています。
朝に葉水をして、土が乾いたタイミングで鉢に水をたっぷりのあげる。それだけですくすくと育っているので手間いらずです。
「エアリーミストスプレー」を買ってからというもの、葉っぱへの水やりは快適になったので全然苦にならなず、むしろ楽しいのですが、問題はたまにおこなう鉢への給水です。これがそこそこの重労働。
鉢に水をあげるときには、だいたい500mlのペットボトルを2本分ぐらいの水を鉢の下から流れ出るぐらいたっぷりと上げます。
そうすることで、鉢の中の空気を循環させているのですが、受け皿から水をしっかりと捨てないと根腐れの原因に。6号サイズの鉢は軽いのですが、10号になるとさすがに重い。よっこらしょと鉢をどけるのも一苦労だし、いつか腰を痛めそうでビクビクしてました。
さらに受け皿にたっぷり溜まった水を洗面台に捨てに行く作業もあるのですが、これも危険度は高め。
不安定な受け皿をもったまま、うっかりフラつこうものなら、リビングに水をぶちまける羽目になるので、これもビクビクしながら……
こんな二大ビクビクを抱えて過ごすのは精神的によくない。
というわけで、気になっていた無印良品の「排水できるプランタートレー」買ってみました。
結果は大正解で、去年購入したものの中でも、相当上位に入るぐらいのよい買い物です。
- 給水した後はトレーの水を捨てるだけ
- 受け皿より容量が多いので、たっぷり給水できる
- シンプルなデザインで悪目立ちしない
無印良品の「排水できるプランタートレー」10号用
サイズは8号用(約25cm)、10号用(約33cm)の2種類ありますが、今回は鉢に合わせて10号サイズで。
似たような製品がいろんなメーカーから出ていて、もっと安い商品もあったのですが、デザインがシンプルで悪目立ちしなそうな無印のものにしました。
ちなみに、公式サイトでは、下記のようにカバーを付けてトレーが見えなくすることも想定されてますが、そのまま鉢を乗せるだけにしてます。
もしカバーを付けたいとか、そもそも無印ホワイトにこだわりがなければ、構造的に複雑なものでもないので、他のメーカーのもうすこし安価なものを検討してもよさそうですね。
欲をいえば、鉢がグレーなので、グレーかマットブラックみたいなダークな感じがあればよかったのですが、ホワイトしかなく残念。でも、ツヤツヤの白ではなくて、ちょっとマットないわゆる無印ホワイトなので、そんなには悪くはないかも。
裏側にはキャスターが付いているので、移動するときも比較的楽に動かせます(10号用のみ)
排水トレーを引き出して水を捨てるだけの簡単水やり
高さ4cm程のトレーが収納されていてここにたまった水を捨てるだけです。
排水トレーの高さがある分、全体的な背丈が高くなる感じですね。トレー上部には、大きなくぼみがあり、排水用の穴に向かってなだらかな傾斜がついています。
鉢の下から出てきた水がここを沿ってトレーに流れ出る仕組みです。
仕組みとしては単純ですが、水の流れもよくしっかりと水がトレーに流れてくれています。
万一水をあげすぎてしまった場合でも、台座部分の縁にもしっかりと段差があるので、簡単に床に溢れてしまうことがありませんでした。このあたりの微妙な加減はよくでてきますね。
8号用と10号用サイズの違い
ただ、なぜか10号用にだけキャスターがついているので、動かしたい人は10号を選んでください。
今回、購入したのは10号用ですが、ほかに8号用もあるので、鉢のサイズに合わせて選べます。
8号:1,990円
キャスター無し。耐荷重:20kg 本体サイズ:直径25.6㎝ 高さ6.8㎝
10号:2,990円
耐荷重:30kg 本体サイズ:直径33.6㎝ 高さ6.8㎝(キャスター除く)
無印良品の「排水できるプランタートレー」のよいところ、気になるところ
- 排水トレーの水を捨てるだけなので、重い鉢を持ち上げる必要がない
- 受け皿より容量が多く、たっぷり給水できて根腐れを防げる
- シンプルなデザインで悪目立ちしない
- 色展開がホワイトのみ
- 値段が高い
他の類似品と比べると、もう少し安くてもいいんじゃないかなという気もするのですが、デザインの一体感もありスッキリしてるので、無印のものでよかったかなと思います。
これまでやっていた溢れた水を捨てるための重労働から開放されたのと、何より鉢を持ち上げるたびに感じていた、腰への不安が消えたことが一番ありがたい。