キッチンスポンジは消耗品の最たるもの。短期間で使い捨てることになるので、100円均一で売っている5個入りのものを、ガンガンと使って、ポイポイと捨ててました。
それはそれでコスパもよく、手軽なのですが、100円均一特有のカラフルなものが多かったり、形状もしっくりこないものが多く、なにより商品サイクルも早く、同じものを買い替えて使っていくことができません。
消耗品とはいえ、定番化して、しかも見た目もよいものはないだろうか、と思ってたのですが、そんなときに出会ったのが、「亀の子スポンジ」です。
「亀の子」といえば、「たわし」で有名な老舗メーカーです。こだわりのあるキッチンスポンジを作っているとのことなので、試しに買ってみたのですが、いまではコレ一択で、ストックするぐらいに気に入ってます。
さすがは歴史がある「亀の子」ブランド。キッチンスポンジに求められる機能はしっかり備えていて、見た目もよい。良いことづくめです。
すっきり長方形。落ち着いた色展開
定番色は「白」「グレー」「黄色」ですが、カフェカラーが好きなので、手にはいるときには「コーヒー」と「カフェオレ」で揃えています。
というのも「コーヒー」と「カフェオレ」は秋の限定カラーなのです。
その時期を逃すと売り切れてたりするので、ない場合はネットで購入するか、売ってなければ、定番の「グレー」を使っています。
見た目もイケてるので、キッチン棚に並べておいても、絵になります。こういう「消えモノ」でも洒落っ気があるものは、揃えるだけでも楽しくなりますね。
見た目以上の機能性。抜群の「水切れ・泡切れ」と「耐久性」
機能をギュッと詰めた、シンプルな長方形。
いくら見た目がよくても、使いにくかったり、すぐにヘタっては意味がないですが、「亀の子スポンジ」は攻守ともに優れていて、使い勝手も抜群です。
「水切れ」「泡切れ」のよさ
本当にうまくできてます。スポンジの目が荒くすることで、乾きも早くなり、ギュッと絞るだけで、水分をきっちりと切ることができます。
ダラダラと水がしたたるのは気持ち悪いので、これは優れモノですね。
「耐久性」も十分
「水切れ・泡切れ」のよさも関係ありそうですが、耐久性はかなり高いです。100円均一のスポンジを使っていたときは、2週間ぐらいでヘタってきて、ボロボロになってましたが、「亀の子スポンジ」の場合、1ヶ月ぐらいは問題なく使えています。
スポンジの目がボソボソとしてきたら替えどきです。1ヶ月半ほど使用すると、さすがに表面もボコボコになってくるので、その間に交換してます。
「持ちやすい」形状
カチッとした長方形は、柔らかすぎず、硬すぎずの絶妙な弾力。
硬すぎるとワイングラスや、うすはりグラスを洗うときに、割ってしまいそうで怖いし、柔らかすぎるとコシがなく、お皿などが洗いにくいのですが、ちょうどよいコシがあるので、非常に使いやすい。
この硬さを決めるのに何回もテストしたのだろうな、というのがよく分かります。
サイズは一般的なスポンジよりも少しだけ小さいので、女性でも使いやすいと思います。
「亀の子スポンジ」は銀イオン系抗菌剤がスポンジ全体へ練り込んであるので、スポンジの中心部からも抗菌ができているようです。
抗菌力は、見た目や使い心地で判断できないところなのですが、抗菌効果が効いているのか、ボロボロになってもニオイはまったくしません。
キッチンスポンジのスタンダードに
使ってよし、揃えてよし、の「亀の子スポンジ」ですが、ひとつ注意点を。
耐久性は十分にありますが、不織布のない一層式のスポンジなので、鍋やフライパンのコゲ落としには向いてません。ガンコな汚れには、亀の子たわしを使いましょう。
食器用には「亀の子スポンジ」、鍋やフライパンには「亀の子たわし」というように使い分けています。
亀の子シリーズで揃えると、キッチンに統一感がでるのも気持ちよいので、たわしとスポンジの最強コンビが、わが家のスタンダードになりました。