「HAKUBAレンズペン3」レビュー:あらゆる場所でのレンズケアが可能なペン型クリーナー。日々のレンズメンテナンスがこれ一本でOK

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写真を撮るのが大好きですが、メンテナンスについてはそこまで気を使っていませんでした。

レンズ保護用のフィルターを付けているので、レンズ本体は守られていますが、よく見ると保護フィルタ自体がが結構汚れてるんですよね。

登山したり旅行で使ったりもするので、こんなよく見ると指紋やらよくわからない汚れがしっかりついています。

気がつけばいいのですが、たまにファインダー覗かずに歩きながら撮るとこんな感じに明らかに汚れが写ってしまいます。

めちゃくちゃ汚れてる…。

たまに汚れていたら布で拭く程度はやってましたが、適当な布で拭いたりすると逆に汚れや傷がつく可能性もあるので、あんまりが良くないんですよね。

そもそも布を出したり保管したりするのが面倒なので、ついつい後回しにしがちです。

できるだけこまめにはレンズのケアをしておきたいと思いまして、購入したのが「HAKUBAのレンズペン3」です。実際に使ってみたのでレビューします。

色々とセットになっている豪華なものだと面倒くさくなってしまうのですが、このペン型1本で完結ってのがズボラ人間にはちょうどよいです。

使いやすさと手軽さもバッチリで「早く変えばよかった」と感じるアイテムでした。

さすが3代に渡ってアップデートされ続けてるロングセラーだけのことはありますね。

HAKUBA レンズペン3
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • コンパクトなペン型で収納が簡単
  • カーボン粉末でしっかり汚れを取ってくれる
デメリット
  • 頑固な汚れには向いてない
  • カーボン粉末が残りやすい
目次

HAKUBAのレンズペン3の特長

見た目はこのような感じで、少し太めのマッキーみたいなペン形状です。

レンズペンの先端は平らに設計されており、レンズ保護フィルターにぴったりとフィットします。

いつくか種類があるのですが、基本的にレンズには保護フィルターを使用しているため、フィルター用のレンズペンを選びました。

レンズに直接使う場合向けに、接触面が湾曲したレンズペンもあるのですが、正直に言って複数本を購入するのは難しいですよね。そんなときには、一番用途が広いフィルター用を選ぶのが便利だと思います。

フィルター用をコンパクトデジタルカメラのレンズに直接使用してみましたが、全く問題なく使えるのでいいかなと。ただ、湾曲がより強いようなレンズだと少し使いづらいかもしれませんね。そのあたりはお好みで。

コンパクトさと利便性が魅力

ペン型で非常にコンパクトなので、家だけでなくて外出先でも気軽に使えます。

家以外で使うことがあるのだろうかと思っていましたが、ただの軽いペンぐらいなので、とりあえずバッグに入れておけば邪魔になりません。

レンズが汚れる可能性はどこにでもあるので、極度の軽量登山では持っていくことはなさそうですが、通常の旅行では一緒に持っていってもよさそうです。

レンズクリーナーとブラシが一体化

このレンズペンにはレンズクリーナーとブラシが一体化しています。片方が汚れを落とすためのセーム革になっていて、もう一方がホコリやカーボン粉末を取り除くためのブラシです。

セーム革はキャップ機能で蓋をして、ブラシはスライド式で収納が可能です。

セーム革で汚れを拭き取る

使い方はとても簡単で、セーム革のペン先を円を描くようにくるくると動かすだけで、レンズに付着した汚れをしっかりと取り除くことができます。

ミラーレスのほうにもくるくる。やっぱりよく見ると指紋やらなんかの汚れが結構ついてますね。くるくる回して汚れを除去します。

特別に力を入れることもなく、手軽にレンズをきれいにすることができます。

ちなみにペン先には汚れを吸着するカーボン粉末が付着していて、キャップを閉める特にカーボン粉末がセーム革に付着します。これにより、通常の布よりも効果的に汚れを落とすことが可能となります。なるほど芸が細かい。

ブラシでホコリやカーボンの粉末を除去する

反対側にはブラシが装備されており、これが実質的にブロワーのような役割を果たします。

細かい砂粒やゴミを付けたままセーム革でくるくるしてしまうと、一緒にレンズに傷を付けてしまう可能性があります。

まずはセーム革で汚れを除去する前に、細かい砂粒やゴミをブラシでさっと払い落としましょう。

最終的に拭き取りの際に残ったカーボン粉末をブラシで払い落とすと、メンテナンスは完了です。簡単簡単。

ちなみに、カーボン粉末は指でこするとついてしまいますので、この指でファインダーを触るのは避けたほうがよさそうですね。

ペン先は繰り返し使えて経済的

ペン先は交換可能で、なんと500回も使えるようです。

さらに、交換用のペン先が最初から付属しているので、普通に使うのであればしばらくは困ることもなさそうです。

ペン先の寿命はこれからの使用によって判断したいと思いますが、僕のようなライトユーザにとって500回というのはかなりコスパがよいです。2年ぐらいは持ちそうな気がしますね。

良いところと気になるところ

コンパクトで軽い、なによりペン型なので、持ち運びも保管も楽なのがいいですね。レンズクリーナーとブラシの2way式は非常に便利ですし、ペン先が交換式なことも長期間使用できて素晴らしいです。

ちょっと気になる点があるとすれば、初めて使うときにカーボン粉末がわずかに残ることがあるくらいでしょうか。でも、ブラシで丁寧に払えば取れますので、それほど気になることではありません。

非常に汚れが付着している場合、このペンだけで完全にきれいにするのは難しいかもしれません。ただ、これは日常的なメンテナンス用の商品ですから、それを期待するのはちょっと違うかもしれませんが…。

よいところ
  • コンパクトなペン型で使いやすくて、収納も簡単。ペン先が交換式なので長く使える
  • カーボン粉末で汚れをしっかり取ってくれる
気になるところ
  • カーボン粉末が少し残りやすい

きれいなレンズでクリアな写真を

レンズは見た目以上に汚れていることが多く、定期的なお手入れは欠かせません。

ということは重々わかっていたのですが、いかんせん面倒。

汚れてきたなーと思ったらたまに適当なクロスで拭いたりもしましたが、クロス自体が汚れていたりホコリがついていたりすると、それが逆にレンズを汚すこともあり、よい解決策もなかったのですが、このレンズペンでメンテナンスのハードルがぐっと下がりました。

保管もデスクに立てておいて、使う前にさっと汚れを落とす、この手軽さが一番の収穫でした。

こういうのは手間が多いとどんどん面倒になって余計に汚れが蓄積するので、簡単に使えるのが一番です。

カメラをお持ちの方なら、一本持っていると重宝するんじゃないでしょうか。

HAKUBA レンズペン3
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • コンパクトなペン型で収納が簡単
  • カーボン粉末でしっかり汚れを取ってくれる
デメリット
  • 頑固な汚れには向いてない
  • カーボン粉末が残りやすい

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