TaoTronics「SoundLiberty 97」お手頃なのに完成度の高い完全ワイヤレスイヤホン。コンパクト&超軽量なのに9時間再生もできる出来杉くん

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TaoTronics「SoundLiberty 97」
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TaoTronics「SoundLiberty 97」を半年ほど使用してみての感想です。

一言でいうと「出来杉くん」。

全方位的にいい感じで、ハイエンドを求めていないうるさ型以外の万人が満足できるんじゃないかと思います。

製品の完成度も高くて、使い始めてすぐに「これいいな」と愛用の一品に早々に加わってはいたのですが、評価の判断は少し寝かせておきました。

イヤホンは毎日使うし、使用期間が長くなれば耳が痛くなったりフィット感に不満が出てきたりするものなので、最低3か月は使わないとおすすめかどうかも判断しずらいところもあるなと。

買ったときはそれなりに丁寧に扱うのですが、3ヶ月もするとそれなりに扱いも雑になってくるので、半年もすればダメな点もどんどんでてくるだろうと考えてたんですが、致命的な欠点もなく使いやすいです。いろんなところでレビュー評価が高いのもうなずけます。

4,000円で買える価格感でここまでバランスがよいとは思わなかったので、満足感はかなり高いです。

  • 最大9時間連続再生はバッテリーの心配が無い
  • 4,000円で買えてコスパがよい
  • イヤホンも充電ケースもコンパクトで超軽量
  • 防水はバッチリIPX8(イヤホンのみ)
  • 片耳でも使えて、ペアリングもスムーズ
  • 充電ポートはType-Cでいまどき

ちゃんと欲しい機能がちゃんとついている、バランスのとれた優等生です。えらい。

TaoTronics SoundLiberty 97の付属品

充電ケースもかなりコンパクトで、イヤホン本体も軽い。

  • 充電ケース: 57.75×46×28.1mm、34.1g
  • イヤフォン: 片耳4.2g

軽くて疲れなさそうという印象で使いはじめましたが、本当に軽くてストレスがなく使いやすい。全然付けてる感じがしない重さです。

完全ワイヤレスイヤホンの合計再生時間あるあるで、とにかく容量を増やそうとするあまり充電ケースがバカでかかったり重くなってしまう製品も多いのですが、実際そんなに繰り返しケースだけで充電することってないんじゃないかと思っているので、割り切ったコンパクト設計はかなり嬉しいです。

1日出歩くときには、使用しない時に充電ケースにいれておけば充電問題は解決できるし、ケース事態もコンパクトなのでポケットにいれてもかさばりません。

目次

TaoTronics SoundLiberty 97は素直で優等生な使用感

TaoTronics SoundLiberty 97の全体像

普段の使用はこんな感じでそこそこヘビーに使ってます。

  • トレッドミルのランニング中にNetflixで映画鑑賞
  • 筋トレ中にYou TubeやSpotifyで音楽
  • 作業中やWEB会議で合間合間に使用
  • たまにお風呂で動画閲覧時に使用

だいたい一日の使用時間は5〜6時間ぐらいでしょうか。長いときはもっと使ってるかもしれません。ランニング、筋トレから、作業中やWEB会議まで用途問わずにずっと使える感じです。

シンプルなデザイン

TaoTronics SoundLiberty 97の大きさ

誇張なしの手のひらサイズで角は柔らかな曲線になっており、特徴のある素材ではなくマットなプラスティックでフラットな質感。持ちやすくシンプルなデザインです。

コレといった意匠はないですが、個人的には光沢やゴツゴツした加工はうっかりするとすごくダサくなる諸刃の剣だと思うので、これぐらいスッキリシンプルにしておいてくれるほうが、まとまっていてよいと思います。

TaoTronics SoundLiberty 97のイヤホン

イヤホン本体もマットな質感でロゴが付いてるだけです。これぐらいのロゴなら耳に付けててもそんなに悪目立ちしないからいいですね。

充電端子がUSB-Type-Cなのもちゃんと時代に合わせてきていて問題なし。

クリアで素直な音質

音質は非常にクリアで素直な印象で疲れない感じです。極端に高音、低音によることもなく軽い感じで気持ちよく聞けます。

解像度は別段高いわけでないのですが、ボーカルが前に出る感じでポップ系は聞きやすいので聞き流しにピッタリ。一音一音を聞き分けるような音質にこだわるような人以外は大体満足できるんじゃないかと思います。

超軽量で疲れにくい

TaoTronics SoundLiberty 97のイヤホン

これが一番ありがたい特徴。片側4.2gしかないので、とにかく軽くて耳が痛くならない。軽いからなのか形状のおかげかはわかりませんが、圧迫感もなくノンストレスです。

フィット感もよく通常使用でずれることもないです。ただしストッパーになるイヤーウイングはないので、逆立ちしたりうつ伏せにで激しい運動をするとずれます。

アクロバティックな人は素直にスポーツタイプのイヤホンを買いましょう。

最大9時間の長時間再生はやっぱり安心

バッテリーの短さが分離型ワイヤレスイヤフォンの宿命でしたが、イヤホン単体で最大9時間も連続再できるのはすばらしい。技術の進歩ですね。

ワイヤレスイヤフォンに移行出来なかった理由が再生時間の短さだったのですが、9時間あえばストレスも十分実用的です。(実質の連続再生は音量にもよるので、ばらつきもありますが大体7〜8時間ぐらいは問題なくいける印象です。)

本体ケースで3回満充電すると最長36時間まで使えるので、良好などの長時間の移動でも問題ないと思います。そんなに聞くことはないけど。

防水もバッチリのIPX8(イヤホン本体のみ)

防水機能はあってもIPX7程度のものが多いなか、しっかりIPX8までスペックを上げてきたのはありがたい。本当にありがたい。

床に落としてしまったり、汗まみれにもなり水やシャワーがかかったりとヘビービューティな使い方にはなってきましたが、耐久性や防水性能にも問題はなく毎日元気に動いてくれてます。

あまり気にせずにお風呂でもウキウキで使ってたりしてますが、あくまで真水での防水規格なので本当はだめです。

TaoTronics SoundLiberty 97のよいところ、気になるところ

TaoTronics「SoundLiberty 97」
気になるところ
  • タッチコントロールの誤作動がたまにある
  • ケースからイヤホンが取り出しにくい
よいところ
  • 長時間再生でバッテリーを気にせずに使える
  • イヤホンも本体ケースも超軽量
  • 防水性能がIPX8で最強クラス
  • 動画の遅延もなく快適

タッチコントロールの反応が鈍くて誤作動を起こしてしまうことがあります。ポンポンとタップするのがなれるまで難しい。反応が良すぎるときがあり、特にランニング中に手が汗で濡れてると耳を触っただけで音量が変わるときがあるので注意が必要です。

あと、イヤホンがさらっとしていて引っかかっるとこがないので、ケースが取り出すときに取り出しにくい。ケースが取り出すときにちょっとシンデレラフィットを攻めすぎなのでもう少しスキマがあってもよいと思う。

とはいえ全体的に優等生過ぎるのでよほどパワーアップした製品が出ないかぎり当面はで十分と思わせる仕上がりです。

極端に音にこだわるわけではない一般ユーザーが使うには十分すぎる出来なので、4,000円という価格帯を考えるとほぼ満点に近いかも。

完全ワイヤレスイヤホンの進化はすごいですが、これだけ高コスパで完成度を高めてくると、次世代の製品でのハードルが一気にあがりそう

TaoTronics「SoundLiberty 97」

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